【おもしろ雑学】日本車が１００ｋｍ／ｈ以上出るのは何故？

車の性能に関する【おもしろ雑学】です。

あなたは、車の運転をされる方ならご存知でしょ
うが、日本車のスピードメーターの目盛りには、
１８０ｋｍ／ｈまで表示がされています。

実際に、１８０ｋｍ／ｈまで出すことが出来るん
です。

性能としては、もっと出せるんですが、それ以上
出ないようにリミッターが掛かります。

日本の現在の道路交通法では、高速道路でも１０
０ｋｍ／ｈ以上出すことを禁じています。

だとしたら、車の性能も、１００ｋｍ／ｈ以上出
せる必要はない筈です。

でも、１８０ｋｍ／ｈまで出せるのです。

これは、輸出用の性能に合わせている訳ではあり
ません。

では、何故か？これが、今日の【おもしろ雑学】です。

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では、何故の解説です。

日本車が１８０ｋｍ／ｈまで出せる理由は、日本
の道路事情・地理事情にあります。

日本の高速道路での平均勾配は最大縦断勾配の標
準値は４％(2.3度)、例外（特例）値は７％（4度
）です。

この上り坂でも、法定速度の１００ｋｍ／ｈを維
持出来るように、車を作っているからなのです。

そうしないと、渋滞の基になってしまうからだと
いうことなのです。

坂道で１００ｋｍ／ｈで走行できるアクセルの状
態を、平坦地で行うと１８０ｋｍ／ｈとなるのだ
そうです。



公には、このような理由になっていますが、実の
ところは、もっと商業的な理由が先で上記の理由
は後付けのような気がします。

車業界とお役所との折中案ではないかと私は思い
ます。

日本車のスピードメーターに１８０ｋｍ／ｈの表
示がされたのは、４０年程前のことです。

その前は、１６０ｋｍ／ｈでした。
その頃まで、車の性能がそこまで必要とされなか
ったし、技術的にも追いついていなかった。

その頃から交通戦争と云われるような交通事故を
問題視されるようになってきた。

そのような背景の中で、お役所と自動車業界の間
で協議がなされ、１８０ｋｍ／ｈで打ち止めとし
た。お役所としては、１８０ｋｍ／ｈの正当な理
由が欲しかった。で、絞り出された理由が今回紹
介した【おもしろ雑学】という事だと、私は思い
ます。

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現在は、センサー技術も向上しています。
車の性能を問わず、１００ｋｍ／ｈ以上出ないよ
うに出来ます。

でも、現在販売されている国産車は、１８０ｋｍ
／ｈを出せるんです。

今回の【おもしろ雑学】のようなお役所的な理由
は無意味なことなんです。

自動車業界もお役所もその事は重々承知している
が、未だに、掲げているんですよね。

そのお陰で、私たちは車の運転楽しめるんですけ
どね。

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